【検査結果】異常があってもなくても…

男からみた妊活
アメリカ独立記念日の花火大会

アメリカンな精子採取からしばらくたち、伝えられた結果は「異常なし」でした。

すなわち、デカ丸の精子も、チュウ丸の卵子も異常無し。普通なら妊娠してもいい状態でした。ということは…タイミングや、その後の生活スタイルがダメなのか!?

ここからさらなる悪夢が始まるのです。

あきらかな異常ならば、それなりの対応策をとるなり、諦めもつくのだろうけれど「異常無し」ということは、自分たちの努力が足りないのではないか…と。

チュウ丸は排卵日をさらに細かく調べ、その日に向かって体調を整えていく。デカ丸は「精子にいいから」と、牡蠣とかなんかいろいろ食べさせられる。そしてターゲットの日が近づくと「この日は絶対飲まないで帰ってきて」などと指示を受ける。2日前から禁酒。でも、この仕事をしていると、こちらの都合ではどうしようもない取材先との会食とか入っちゃうんです。

そういうときは「会食行く前にいったん帰ってきて」と言われる。

でもね…そんなプレッシャーかけられると、できるものもできなくなるんです。そういうものじゃないからね、本来。

「いざその日」を迎えるとまったく反応できなくなる。

すると今度は「私に魅力ないから?」と涙ぐまれ、もう悪循環。そんなやりとりで、さらに追い詰められ…うまくいくわけないですよね。

自然体にできればいいのだけれど「日にちが決まっている」時点でこちらは身構える。別に魅力がないから、とかじゃないんです。そのプレッシャーでやられるんですよね。だって、数日前からいわれるわけですから。こちら側の精神的な問題。

結局、そんなこんなでタイミングがあってもできなかったり、できたりしつつ、でも妊娠にはつながらず…ついにアメリカでの妊娠は叶わず、本帰国と相成ったのでした。

精子検査から1年の月日が経っていました。

これもまた、無知がゆえの無駄な時間の浪費だったのではないかと今思うのです。

女性にとっても男性にとっても、年齢を重ねていくことのリスクを、帰国してから知ることになるのですから。

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