【不妊治療】男性側の事情によっても費用が増減

男からみた妊活

不妊治療は、細かく「多額」の費用がかかっていきます。

例えが悪いけれど、まるでマンションを購入する時のように感覚が麻痺してきます。
新築5000万円の物件を買う時、オプションで壁紙をどうする、とか、キッチンをどうするとか、数十万単位のオプションがいろいろあるとおもうのですが、母体が大きいと(5000万円)、せっかくだからつけとくか、とか感覚がおかしくなりませんか。1F上にあがるにつれて、80万円あがっていく、とか。せっかくだから、もう少し上の階ににするか、とかいって数百万円予算があがったり。

普段の生活で数十万、数百万でなにができるか考えると…

不妊治療も似たようなものだとおもっていて、基本的に何十万もかかるものだから、細かい費用は「そんなものか…」と思うのだけれど…振り返るとこれらが積もり積もって大変な額へとふくらんでいきます。

一回でうまういくかわからないから、精子を採取した時にそれを凍結して保管しておくことができます。女性の採卵のタイミングで、男性の精子がないとできるものもできません。でも男性側が仕事をしていたりして、そのタイミングで病院にいけない時…凍結した精子を使うことができます。

この精子凍結処理料が21,000円
しかしこれは3本まで。4本以上凍結する場合は、3本単位で5,250円かかります。
ちなみに、二回目以降の凍結処理料は10,500円。

つまり凍結したものを使って、うまくいかなかったら…そして、また凍結の必要性がでてきたら…

ちなみに、女性の採卵は147,000円。
しかし、これ以外に「採卵用の針」「培養液代」として40,000円請求されます。

精子も自分で健康なものを出すことができればそれでいいのですが、そうでない場合、「特殊技術」で精巣にある精子を採取する方法があります。この精巣精子回収法は105,000円。

無事、採卵もでき、精子もとれ、体外受精するときは126,000円。

こうして…なんやかんやで、個別ケースに応じた追加費用がかかっていき、気づいたら5,60万になり…さらにそれで失敗したら、また一から同じ費用がかかってくるのです。

ちなみに、こうした出費を繰り返し、やっと妊娠が確認できたら…成功報酬として378,000円支払わなければなりません。

一発でうまくいって、ざっと70万前後とかですかね。

 

でも、一発でうまくいかないんですよ…なぜか。

 

次回、精神的にどうなっていくか、振り返ります。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました