【ご縁】宇宙飛行士に応募していたら…

ひとりごとコラム
宇宙飛行士・山崎直子さんと

大学生の頃、NASDA(現・JAXA)が宇宙飛行士を募集しました。本を買いに行った紀伊国屋書店のカウンターにチラシがあって「お!こんなところでお知らせしているのか!」と思い、もらって帰りました。まだネットがそんなに主流ではなかった時代のことです。

受験資格でもっともひっかかったのは「大学で自然科学系を専攻・卒業していること」いや、もちろん他にもたくさん自分には足りないところがあったのは承知の上ですが(笑)、そもそも僕は「法学部政治学科」どこにも自然も科学もない。大学辞めて受験し直して、しかも新たな大学に受かって、卒業してないといけない。非現実的にもほどがあり、元々の夢だったアナウンサーを目指し続けました。

スペースシャトル・ディスカバリー打ち上げ取材 2010年

ちなみに、この時の募集で採用された宇宙飛行士は、古川聡さん、星出彰彦さん、山崎直子さん。この時から10年の月日を経て、たまたま僕が特派員としてNYに赴任した時期と、直子さんが宇宙へ旅立つタイミングが一緒になり、日本メディアで初めて直子さん一家を密着取材させてもらえたのもご縁なのかな…と勝手にしみじみ。

長い年月の経過を経て「門戸を広げる」ために、直近の宇宙飛行士募集ではものすごく条件が緩和されました。ま、NY赴任中に英語があまりにできなすぎることを実感したので、応募しなかったのだけれど…

JAXAHP掲載のプレスリリースより抜粋

先日発表された「書類選考通過」の年代別内訳をみてみると、20代以下、そして60代以上がこんなに!夢がある!!ダメもとで応募してみればよかった…

来る次回募集に向けて、せめて英語はネイティブ級になるべくがんばろうかな…

候補予定者のみなさん、どうか頑張ってください!

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