アナウンサーのインプット&アウトプット術

SNS連動企画

ニュースでも、スポーツでも事前の情報収集は必要です。目の前で起きていることを「実況」で解説するにせよ、そこに付随している情報を伝えてこそ、現象の解説に深みが増します。

それらは事前に勉強することで知識として蓄えられるし、場数(=経験値)によっても鍛えることができます。

たとえば、事件現場に立った時に家宅捜査に入るのは警視庁の「捜査員」なのか、東京地検特捜部の「係官(かかりかん)」なのか。実況をつける際にそれらを知っておかなければ、オンエアで使えません。

一方で、災害現場で中継をしている時、上空から捜索しているのは、消防のヘリなのか、県警のヘリなのか、自衛隊のヘリなのか。自衛隊は分かりやすいですが、それ以外は報道のヘリも含めて、違いが分かりづらい。でも、やがて「ヘリの色」で識別できるようになりました。そうすることで実況にその情報を加味できるようになるわけです。

アウトプットするならば、インプットが必要。その割合は、実感値として1対10。もちろん、インプットが10です。

では、そのインプットはどうしているのか。新聞全紙を読むのに加え、人と会って「生きている情報」を得ることも大事です。そうして、記者は日々、自分が築いた人脈を頼りに情報収集に務めているわけです。

オンラインサロン「コミュニケーション大学校」を立ち上げたのは、一般の生活の中でストレスなく、こうしたアウトプットとインプットができるようになれば、より情報に対して敏感に、そして深みを増したアウトプットができるようになると思ったから。

森下知哉 Tomoya Morishita - フジテレビ森下知哉 コミュニケーション大学校 - DMMオンラインサロン
2000人以上の著名人・各界専門家に取材をしてきたフジテレビ元ニュースキャスター&記者・現役プロデューサー森下知哉による「コミュニケーション」を学び楽しむサロン...

(実際の活動がわかりやすいように、ページをリニューアルしました)

みなさんも、アウトプットをする前に、日々のインプットのあり方を考えてみてください。無料で手に入る情報は、全員が手に入れられるもの。それらはただの「娯楽」であり、突出して自分の役に立つことはありません。

サロンではアナウンサー原稿を実際に読んでもらいアドバイスするコーナーも

有料の情報とは、新聞や読書に限らず、旅も人との会食も含みます。何事も、一歩先に進んでこそです。

フジテレビ報道番組プロデューサー
森下知哉

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