北海道・道東を車で旅していたとき、時間ができたので、通り道沿いにあった屈斜路湖が摩周湖か、どちらがいいか、一緒に旅をしていた北海道出身の方にその場で聞いたら「摩周湖!」と即答でした。
そのときはなぜかわからなかったのですが、着いてみて納得。
くねくねとした山道を経てたどり着いたのは「第三展望台」。北から南にむかっていたので、第三でした。逆に南から北にむかっていくと始めにつくのが第一です。

第一は駐車場代がかかりますが、第三は無料です。そして第三で十分です。なぜなら…
このときは見事な晴れ空。階段を登ること数分、展望台にたどりつき、目の前に広がっていたのは…全方位を山々に囲まれ、真っ青な水をたたえた巨大な湖。そのあまりの壮大さに鳥肌が立ちました。吸い込まれてしまいそうな、途方もなく大きな湖。

周囲を見渡していると、足がすくみました。
普段の生活のなかで、味わうことのないあまりにスケールの大きい大自然。旅の友曰く「霧の摩周湖とよばれるほど、ほとんど霧に覆われている。こんなに見事に晴れ渡り全景を見ることができるのは稀」とのこと。

みなさん、北海道の大自然を舐めてはいけません。舐めてないか。そして、摩周湖は第三展望台がおすすめです。なにより空いています!
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