【無痛or自然】アメリカと日本で両方を経験した女性の話が説得力ありすぎた

男からみた妊活

無痛分娩か、自然か。

ご両親やご家庭の考え方、環境、その他実にいろいろな理由から、どちらかを選択することになるかとは思うのですが、妻のチュウ丸はかなり早期に無痛を選択。「産後の体力の戻りが早い」というのが最大の理由でした。30代後半、と、いわゆる高齢出産になるので、若い20代の女性と比べて体力の戻りに時間がかかることが多いらしく、育児にも支障をきたしかねないと考えたんですね。

なので、都内の病院の評判などを早い段階から調べに調べ、無痛を選んだのに…

とその前に。

アメリカで無痛、日本で自然で出産した、ふたりのお子さんのママさんのお話をここで。このお話が「無痛を選んで良かった」と心から思わせるとても説得力のある話でした。

ときに20年近く前のアメリカ西海岸。そのママさん=永田さん(仮名)は、ロサンゼルスのはずれにある病院にいました。出産のための入院です。まわりはヒスパニック系の方々ばかりで、白人はおろか、日本人などまったくおらず。永田さん曰く「日本人がまともに考えたら絶対にいかないレベルの病院」だったそうです。そもそも日本人がいまほど多くはなく、ネットもないし、リサーチしたくてもしきれなかったそうです。

しかし、アメリカは「無痛分娩」が普通だということで、その病院での出産は、環境こそ”慣れない”ものでしたが、なんの痛みもなく、するっと子供が生まれたそう。なんの苦痛もありませんでした。

出産後初となる食事は、タコスとコーラがでてきたそうですが(笑)

しかも、翌日には退院させられたそうです。それはそれでめちゃくちゃ不安を感じたとのことですが、まぁ、なんとも合理的な国です。

 

それから数年の時が経ち、日本へ帰国。めでたく第二子を妊娠し、二回目の出産を迎えることとなりました。このとき永田さんの母親から「出産の痛みがあるからこそ、子供を大切にし、愛を持って育てられるのよ」と説得され、永田さんは「そんなものか。もう子供をつくるつもりはないから、これで最後の出産になるだろうし、親がそういうものだから、そうしてみるか」と軽く考えたそう。

そして、今度は徹底的にリサーチし、評判のいい、環境が整った、それはそれは西海岸のタコス病院とは比べ物にならない、めちゃくちゃいい病院を選んで挑んだ出産。

あまりの激痛に死ぬかと思ったそうです。

出産後の食事は鯛やらなんやら、めちゃくちゃ豪華だったそうですが…「こんなものいらない。タコスとコーラでいいから、無痛にしておけばよかった」と心底悔やんだそう。

もちろん、無痛だろうが、自然だろうが、分け隔てなくふたりの子供に愛情を注ぎ、子育てされています。

その永田さんがいいました。

「絶対に、無痛にしたほうがいい。自然にする意味が私にはまったくわからない。しかもそれが日本の病院でできるなんて…そんな恵まれたことはない!」

その話をチュウ丸にした時「ほんと?やっぱり無痛にしてよかった」ととびっきりの笑顔だったのに…

だから無痛を選んだのに…あんなことになるなんて…

 

ひっぱりすぎ?(笑)

次回、いよいよ「無痛なのに、激痛」出産!

 

 

 

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