【教育】「非認知能力」?生き物はマニュアル通りに育ちません

ひとりごとコラム

デカ丸は自然に感じていることをそのまま「子育て」するタイプ。
子育て本とか読んだことがありません。

ずっと笑っていてほしいから、ときに本気でふざけるし、素直であってほしいから、僕も常に素直に接す。チビ丸が本気で話しているならば、絶対に話半分に聞くことはありません。ぜんぶ本気で聞くし、本気で答えます。どんな質問も、ちゃんとわかりやすく丁寧に答えます。質問の嵐になるけれど。

デカ丸がチビ丸に甘えることで、愛情が伝わるとも思うし、とことん甘えさせてあげることで、これもまた、愛情が伝わるとおもう。甘やかし、とは別ですよ。

自然の中で遊ばせたり、動物と触れあわせるのは、そうさせることがチビ丸にとって悪いことになりようがないから。どういう世界のなかで生きているのか、知ってほしい。特に感受性がゆたかなこどものうちに、そうした美しいものに触れ、動物を思いやるなど優しい心を育んでほしい。そうする過程のなかで、もし何かを嫌いになるなら、それはそれで彼女の選択。もっと好きになり、興味をもち、世界が広がっていくなら、それはそれで彼女の選択。

押し付けることだけは避けたいんです。習い事とか、塾とかいろいろあるけれど、40になり、振り返ってみていまの自分のためになっていたかといえば…デカ丸としてはいささか疑問なんですね。
高校生の頃、学校でじゃんじゃか詰め込まれた勉強はなにひとつ覚えていないけれど、両親に連れて行ってもらったスイスで、山登りをして、初めてみたアルプス山脈の壮大な光景はいまだに忘れられません。そのスケールのおおきさ、美しさに自然と涙がでました。そういう瞬間をなるべく多く体験してほしいんです。

画一的に同じことをやって、狭い世界の中で競争心をあおって、そのときだけ必要な勉強とか、まわりの子達がやっているから、といってさせてみるとか…焦る必要はまったくないんです。その子、その子がもつ好奇心、やる気、興味を最大限のばしていってあげたらいいとおもうんです。でも、決して押し付けてはいけない。

妻のチュウ丸のアプローチはまるで逆。教育本を一生懸命読み、どうしたら賢い子に育つか、とか研究しています。でも、その時点で、画一的なものに押し込んでしまっていると思うんですよね。生き物はマニュアル通りに育ちません。ただ、こうした母親がいて、一方で僕みたいなのが父親としているからバランスが取れているのだとも思うけれど。

チュウ丸が最近読んだ本は「非認知能力」に関する本だそう。なんのことだかデカ丸にはさっぱりわからないし、おすすめされても読む気はさらさらありませんが、チュウ丸曰く「パパはここに書いてあるとおりのことができているとおもう」と。

なんで?と聞いたら…

「パパは勉強をしてこなかったから、詰め込み式の教育を自然と避けている」

だって。バカでわるかったな!(笑)

確かに、塾の先生と大げんかして「もうこんな授業受けていられない」と、途中で帰ってきたりした小学生ではあったけれど。
この歳になっても未だに「今日、期末テストだよ」という悪夢にうなされて飛び起きてしまうんですよね…この勉強嫌い、どうにかしてください。

ちなみに中学一年生の時の学年順位は180人中170位でした。でも、いま立派にジャーナリストやってます! 本業のほうの記事はそこそこ多くの方々に見てもらえています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました