【妊活②】無知でいる恐ろしさとリスクを知る

男からみた妊活

無知であることほど恐ろしいことはない。

当時、仕事の関係でNYで新婚生活をスタートさせたデカ丸とチュウ丸。
滞在は4年になることがなんとなくわかっていたので、はじめの2年は子供がいないからこそいけるところ、例えば南米の山奥にあるマチュピチュとか、連日8時間くらいのドライブが続くアメリカ国立公園の旅とかにいき、後半の2年で子供をつくろう、なんて話しをしていて、はじめの2年は計画通りの旅行を楽しんだのだけれど(夏休み、冬休みの話で、もちろん仕事をしています)、後半の2年はまさかの事態に陥ったのでした。

そもそも、"やればできる"(失礼)と思っていたデカ丸。当時、排卵日なんて存在そのものを知らない。知っていたチュウ丸も、なんとなくその日近くに合えばすぐできる、と思っていたものの、一向にできる気配がない。

そもそも、そこまでデリケートな話を、夫婦で突っ込んで話すのも恥ずかしいから、お互いほわんとした無知の状態のまま、月に1、2度のペースでしていたものの、定期的に訪れる生理。

これは少しおかしいのではないか、とチュウ丸が感じ「精子検査をして」といわれ続けたものの、自分に異常があるとは考え難い。根拠はないけれど。そもそも女性にくらべて危機感が少ないから、いくのも面倒。なによりなんか気恥ずかしい。そもそもアメリカで精子検査って…いやいや、そのうち自然にできるでしょ、と自分の中では堂々巡り。

そうこうしているうちに、チュウ丸は病院にいってきちんと検査を済ませ「異常なし」のお墨付きをえてきた。

「私も行ったのだから、ちゃんと検査を受けて」こうなると…行くしかないですよね…

そうして、NYはマンハッタンの病院に意を決していくことに。チュウ丸もついてきてくれて、検査を受けることにしたのでした。

もう8年くらい昔のことですが…いまだ鮮明な記憶としてデカ丸に強烈な印象を残した出来事が待ち受けていたのでした。

 

 

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