【図書館】娘が選ぶ絵本にも子供なりの理由

ひとりごとコラム

我が家から区立の図書館まであるいて1分。図書館が近くにあるのはかなり便利。寝る前にいつも、デカ丸かチュウ丸が絵本を読んであげているので、すっかり絵本好き。

1年前は…自分では選べないのでチビ丸が好きそうな絵本を選んであげていたのだけれど…数ヶ月ぶりにふたりで行ってみたら(いつもはチュウ丸と一緒に行っているので)、「パパはここで待ってて」なんて小説の戸棚のところでデカ丸を置いてきぼりにして、ひとりで絵本コーナーにいって、どんどん選んでくる。

そして…インターに通わせているせいか、もしくはYouTubeで海外の動画ばかり見ているせいか、選んでくる絵本もだいぶ欧米寄りに。かつては、デカ丸が子供の頃親しんでいた”和”な感じの絵本を借りていたのに、いつの間にか放逐され、すっかりおしゃれな感じのものばかり。

目や耳からはいる文化は、こうして影響を及ぼしていくんですね。どちらの文化がいいとかではなく、多種多様な文化を学ぶことはいいことだなとおもいます。

最終的にチビ丸が選んだのは16冊の絵本(20冊まで借りられます)。その中に、「パンプキン」と題されたアメリカの写真集が。数ある絵本の中で異彩をはなっています。さては当てずっぽうに選んでいたな…と思い、図書館からの帰り道、「そういえばさ、パンプキンの本があったんだけど、なんであれ選んだの?」と聞いてみたら…

「ハロウィンのパンプキンで、おもしろいのもあるのかな、とおもって!」だって。

きちんとチビ丸なりに一冊一冊、選んでいたのでした。

そんな成長が嬉しいような、切ないような、図書館からの帰り道だったのでした。
つないだ手のひらは、相変わらずとても小さかったけれど。

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