【受精】「育っていますよ」やっときた朗報。しかし、むしろその先が…

男からみた妊活

さて、1度目、2度目はともに受精したもののうまく育たず。
3度目にしてようやく「受精した卵が育っていますよ」との朗報が。

卵子に選りすぐりの元気な精子をふりかけ、そして、培養。これがうまく受精したとしても、途中で成長が止まってしまうことが多々あります。

我が家の2度にわたる失敗はこの、途中で成長が止まってしまうというものでした。

現代医学をもってしても、うまくいかないのか…そう落ちこみかけていたとき、ようやくその受精卵が育ってくれたのです。

これを妻の体に戻します。

しかし、ご存知の方も多いと思いますが、これはほんの始まりにすぎません。

なんせ、お腹の中で育ってくれないと意味がないのですから。安定期(5ヶ月)になってくれるまでは気が気ではないし、そもそもまわりにはいえません。浮き足立っている気持ちを抑え、慎重な日々を過ごします。激しい運動や、振動が体に伝わってはいけないので、自転車はNG。なるべく体に負担がかからないよう、僕も家事を手伝い、買い物はもちろんすべて荷物を持つ。

この途中で流産になることも多いのです。そうなると、また一からあの病院通いの日々…嬉しいやら緊張やら、不安やら。いろんな気持ちがぐちゃぐちゃになりながら、しかし、平穏に1日が過ぎていくよう祈りながら、日々を過ごしました。

そのとき果たせなばならぬ男の役割はとても大きいと思います。不安になっていれば励まし、しかし、喜びに満ち溢れていたら、それはそれで冷静になるよう、言い聞かせる。だって、万が一途中で生育が止まってしまったら、ショックがより大きくなってしまいますからね…バランスを整える、というのでしょうか。なるべく平穏に。気持ちをフラットに。

そんな日々を過ごしながら…やっと5ヶ月がたち、無事に安定期を迎えることができました。

 

しかし、その先に、高齢出産が故の「現実」が待ち構えていたのでした。

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