これだけ新型コロナの感染が拡大し、さらに小中高が一斉休校となると、こどもたちをどこで遊ばせたらいいのか迷うもの…
2月頭に訪れた能登半島では、釣りを満喫しましたが、宿から散歩がてら訪ねた「のと海洋ふれあいセンター」にそのヒントがあるのでは…とふと思い出しました。

のと海洋ふれあいセンター 海の自然体験館
冬の能登は貸切状態
「のと海洋ふれあいセンター」を訪ねたのは2月頭。新型コロナが騒がれはじめたころで、その影響もあってか、センターはガラガラ。というか他に客はおらず貸切状態。これなら、感染リスクはほとんどありません。

のと海洋ふれあいセンター
この施設の一角に、まさにいきものと触れ合えるコーナーがあり、チビ丸はおおはしゃぎ。ついさきほど海辺でみていたヒトデが目の前に、つかんで持ち上げ、その大きさや色合い、姿形を実際にさわってたしかめていました。手で触れた感触、てなかなか忘れないですよね。これはいい経験です。

ふれあい水槽
"貸切"ということもあり、施設のおじさんがつきっきりで解説してくれ、とてもありがたかったです。冬の能登、おすすめです(笑)
話をいろいろ聞いていると、ほかにこうしたちびっこが盛り上がるものとしては「手作り体験」ができるとのこと。
「隣の建物なんだけど、だったら明かりつけて暖房いれてくるよ」
ほかにお客さんがいないから、そもそも電気も暖房も消していた模様。私たちのために開けていただき、恐縮です…
この「手作り体験」もまた、子供が無我夢中になり、帰りの飛行機時間ギリギリまで集中して遊ぶこことができた素敵な体験でした。

のと海洋ふれあいセンター 海の自然体験館
身近にあるもので…
「手作り体験」では、あらかじめ用意されているさかなやイカなどのうみの生き物のプレート(大きさによって100円〜500円)などに、色付けして貝や砂をおもいおもい、デコレーションしていくもの。
チビ丸は大きなさかなをチョイス(このサイズで200円)

チビ丸が選んだ200円のさかなプレート
そして室内の棚にはところせましと、大小様々な貝、そして砂などが。
自由にペイントして、自由に貼り付ける。
ただそれだけの作業なのですが、こどもにとっては選択肢は無限大。想像力が試されます。
目を輝かせながら貝を選び、一生懸命ペイントして、貼り付けていました。
はじめ、どんな姿形に仕上がるのかデカ丸にはなかなか予測できなかったのですが、きっとチビ丸的にはしっかりとした"ランドプラン"があったのでしょう。

大小さまざまな貝を選び放題
デカ丸には不規則に見える、貝の貼り付け位置も、よかれとおもって、剥がれにくそうなところにすこしずらそうとすると「それはそこじゃないよ〜」と注意されました。
こういう作業は、一切手を出さないほうがいいですね(笑)
そして黙々と作業をすること40分…(!)
仕上がったのがこちら!
ピンク好きのチビ丸らしい、かわいらしい魚ができました。
ちなみに、本来100円の小さな木のキーホールダーに同じようなデコレーションができる体験が、現在キャンペーンで「無料」とのことで、デカ丸も参戦し、仕上がったのがこちら。
手抜き!と言われましたが…うーむ。デカ丸の想像力の限界でした。
出来上がると、最後にコーティングのスプレーをかけてくださり、さらに綺麗に仕上がりました。
家でもできること
同じような体験、たしか星野リゾートの某ホテルでやったときは、この何倍も参加費がかかった気がするのですが…これって、すこし外に出れば、いくらでも材料はあるし、家でできることですよね。
100円ショップにもたくさん材料はありそうだし。
「用意されたもの」に参加するのは楽チンだけれど、すこし想像力を膨らませ、身近にあるもので「手作り体験」をさせてあげるのもいかがでしょうか。
ちなみに…現在、自宅では…おおきなロール紙をぶわーっと広げて、折り紙で作った人形や、100円ショップで買ってきたシール、キラキラしたなんか細かいものを、じゃんじゃか貼って楽しんでいます。
掃除するの大変だけれど…
もし!能登半島にいくことがありましたら、「のと海洋ふれあいセンター」にもぜひ。
(宿泊先は「百楽荘」がおすすめです。というか、この宿ありきでいって、フロントでパンフレットもらって初めて「海洋センター」の存在に気づいたのだけれど。海沿いの遊歩道を歩いて30分ほどでつきます)
すぐ目の前が浅瀬になっていて、夏場はそこで磯遊びができるそう。大勢のこどもたちで賑わうそうです(冬はその混雑振りがまったく想像できない!)

ウッドデッキを降りれば目の前に海が
【のと海洋ふれあいセンター】
住所:石川県鳳珠郡能登町字越坂3-47
電話:0768-74-1919
入館料:高校生以上・210円 中学生以下無料(‼︎)
開館時間:午前9時〜午後5時
月曜・年末年始 休館
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