【詳細リポ】北海道キャンピングカー5人旅でよかったこと・悪かったこと

北海道

子供の頃にしてみたかったこと!を7歳の娘・チビ丸に味わってほしくて子育てしていますが…そのうちのひとつ「キャンピングカーの旅」を決行!

今回チャレンジしたのは、北海道・知床半島への旅。こちらも初めての旅先です。娘の親友とそのママ、我が家の合計5人で行ってみることに。果たしてキャンピングカーはキャンプと比べてどうなのか!?

寝心地はそこそこだけれど…

今回借りたのは「クレソンボヤージュ タイプX」。トヨタのカムロードというキャンピングカー用につくられた車両のベースに、居住空間が設置されたものです。

クレソンボヤージュ タイプX

最大で7人が寝られるということですが、それはあくまで最大値大人3人こども2人でちょうどよかったです。

振り分けは…バンクベッド(運転席・助手席上のスペース)に子供ふたり。

ダイニングのソファをベッドにしたところにおとな1人。

後部のダブルベッドにおとな2人。

キャンプで使用している寝袋と枕を使用。あちこちに窓があるので、外の気温次第で一部あけたり、ぜんぶあけたりと調整できます。今回は北海道の旅ということで窓を開けたまま寝て、夜中すこし寒くなったので閉めて…と気温はばっちりでした。

問題は揺れ。だれかが寝返りをうったり、トイレにいくために立ち上がったりするたびに震度2〜3くらいの揺れに見舞われます。なので、誰かが起きると必ず誰かが起きてしまう状態に。このサイズのキャンピングカーの宿命か。

車の高い場所ほど揺れるので、バンクベッドが一番揺れ、次いで後部のダブルベッド。ちなみに、いちばん低い位置にあるソファベッドはほとんど揺れず、ここが一番快適でした。

バンクベッドは揺れるけれど子供に大人気

ベッドマットは…ま、硬いですが、このくらいは許容範囲。

あと寝てみて思ったのが、身長180センチの僕にとって、後部のダブルベッドはギリギリ。ほぼぴったりの状態でした。でかいひとは要注意!

あちこちセンシティブ

細かいところに配慮がされているのが、さすが日本メーカーのキャンピングカーだと思ったのですが、いろいろともろいのが気になりました。テーブルはすぐ外れてしまうし(強度が弱い)、引き出しのとっても一部外れており、さらに、細かいことだけれど網戸をつけたままドアを閉めると(たまにやってしまった)、ドア枠が外れたり…とあちこちセンシティブ。気をつけて使用しないと本当に壊れてしまいそうでした。

この人数で食事を取るには「最小限」のスペース。まだ子供が7歳と小さいので、全員でテーブルを囲んで食事をとることができましたが、もうすこし大きくなるとつらいかな。

このテーブルが外れがち

カセットコンロは必須!あって嬉しかったもの

カセットコンロが備品としてついていて、これは重宝しました。あと、土足厳禁だったので、いちいち靴を履くのが面倒だったので、クロックス的なものがあるといいかも。

水はキャンプ場で車そなえつけのタンクに汲めば、1日でそのタンク半分ほどを使用する感じ。まる1日汲むことができなくても、まぁもちます。もちろん排水タンクも同じペースで捨てないと溢れてしまいます。

ゆとりの後部トランク 左端に給水&排水タンク

バッテリーは十分。100%の状態で寝て(冷蔵庫使用、携帯充電)、朝起きて、電子レンジつかって…とごく普通にすごして25%使っていました。なので、エアコンを使わなければ丸2日充電できなくてもおそらく問題なし。

運転のしやすいけど揺れる

そもそも北海道の旅だったので、せまいところを通ることもなく、車もほとんどないので、大きいといえば大きいけれど運転で怖いと思ったことはありませんでした。これを東京で運転するのはイヤだけれど…

それよりも、揺れる。すこし凸凹の道路にさしかかった瞬間に跳ね上がります。特にうしろは大変だったもよう。なので、その点を考慮して運転しないと、人が飛びます(笑)

こどもが小さいうちはありだ!

見た瞬間「これほしい!」と思いましたが、いざ3泊4日過ごしてみてもっとも気になったのは、やはり揺れ。寝ているとき、誰かの寝返りで揺れる揺れる。そのうち慣れるのかなと思ったのだけれど、最後まで慣れませんでした。熟睡できれば気にならないのだろうけれど、まぁなかなか家にいるようにリラックスはできないですよね。

ただ、気分に応じて旅程を変えまくったのですが、それが可能だったのもキャンピングカーだったから。ホテルをキャンセルとか取り直しとか、なかなか大変ですが、キャンピングサイトさえあれば、そんなわがまま旅行がいくらでも可能ですからね。このフレキシビリティーは最高でした。

さらに、テント場合、いつも設営&撤去でなんだかんだ5時間くらいかかるのが、一切なくなったのが至極楽でした。ついてすぐBBQができ、ねるときは椅子を片付けるだけで即就寝。この便利さは想像以上。

結論としては…もうすこし大きなキャンピングカーならほしい…どこに置きましょう(笑)

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