【山梨】「ふふ河口湖」1泊10万円以上の高級宿は子連れにとってぶっちゃけどうなのか

初めて河口湖に泊まりにいってきました。選んだ宿は、平日も週末も、家族連れだと1泊10万円以上する高級宿の「ふふ河口湖」

あまり下調べすることなく、部屋に露天がついていることと、宿の綺麗な写真の数々をみただけでここに決めたのですが…さて、子連れ家族にとっての快適度は⁉︎

まだまだ新築の雰囲気

河口湖の湖畔から車で三分ほど。山に少しはいったところに、モダンな宿が出現。2018年10月に営業開始と、まだできて日が浅いということもあり、とても綺麗。見た目には、ついこの間完成したかのような綺麗さ。

ロビーはまるでお洒落なカフェのよう。緑がたくさん置かれていて、目の前のテラスからは富士山を一望することができました。

ふふ河口湖 エントランス&ロビー

そのテラスの先には階下に大きな庭があり、素敵なダイニングセットが。さすがに冬は日中も冷えるので外で過ごすのは厳しいですが、夏は庭でも快適に過ごせそうですね。

ふふ河口湖の庭園

ロビーにはバーのほか、24時間営業の売店もありました。売店は主にお土産用のお菓子や器、ハンドクリーム、シャンプーなどがメインなので、いわゆるビールのおつまみなどは期待しないでください。

ロビーの売店

このロビーで一杯お茶をいただきながら、館内の説明をうけ、いざお部屋へ。

テラスからは富士山を一望

設備は十分 ストレスフリーにすごせる様々な仕掛けが

部屋は、リビングと風呂上りにゆったりできるリクライニングチェアがおかれたスペース、寝室。もちろん、露天風呂つき。

室内の様子

まず感動したのは…暖炉があったこと。こちらは、バイオエタノールを使用するので、無臭。ただ、その暖炉はモダンな作りが故に、ガラスでおおわれているので、小さなお子さんがいると少し危ないかもしれません。

リクライニングチェアの間に暖炉

 

内線でスタッフの方にお願いしたら、燃料を持ってきてくださり、火をつけてくれます。自分で好きにつけたり消したりできないのはちょっと面倒といえば面倒ですが…部屋に暖炉があるのは癒されましたし、部屋の中がほんのり暖かくなりました。

 

さて、露天は…泊まったフロアは1Fでしたが、もちろんきちんとプライバシーに配慮がされながらも、開放感を味わえるつくり。湯船のふちに、小さなテーブルがあり、そこにグラスを置いて飲みながら入るもよし。なんと…コードレスの液晶防水テレビも用意されているので、浸かりながらテレビをみるもよし。こんな細かい配慮の数々に今風の「おもてなし」を感じます。

お部屋の露天風呂

冷蔵庫にはビール二本と子供用のジュースや炭酸水。もちろん普通のお水も。これらはフリーです。ワインなどアルコール類はほかにもありますが、こちらは有料。炭酸水があるところがにくい…我が家は毎日のように炭酸水を飲んでいるのですが、かつて炭酸水が置いてある宿に出会ったことがない…うれしかったです。

部屋の冷蔵庫

さらに!玄関脇にあるクローゼット風の棚のなかに、飲み終わった瓶やゴミなどをおいておけば、それは外の廊下と鍵付きの小さな扉でつながっているので、スタッフの方が、玄関のドアをあけることなく、自然に回収するこもと可能。

部屋のゴミ回収棚

徹底的に、部屋で快適に過ごせる工夫が随所に施されていて、感動でした。

 

ものすごくいじわるなことを言えば…同程度の予算で泊まることのできる「ひらまつ仙石原」の場合は、家具などの調度品は徹底的にこだわり「高級品」ばかりで備えていたので、ホンモノ感満載だったのですが、それと比べると、どうしても壁紙や床質などが安っぽくみえてしまいました。ただし、これはほんとに重箱の隅をつつくようないじわるな目線です。

 

設備や部屋のふんいきはとても快適でしたし、なにより、部屋に露天がついているのがやっぱり嬉しい。チビ丸とずっと一緒に入っていましたし、その後は、暖炉のわきにおかれたリクライニングチェアや、飽きたら広いベッドでゴロゴロしていたので、チビ丸にとっても快適だったようです(ま、いつもどこでも楽しそうなんだけれど…)

寝室

食事処は改善の余地ありか…

さて、肝心の食事ですが…こちらは季節によって変わるとは思いますが、この日いただいたメニューはさっぱり和食。でも、食べ応えはばつぐん。たっぷりの新鮮野菜に、海の幸、さらにポークの包み焼きからの、メインは山梨牛の薫製ローストビーフ、と豪華な品揃えでした。

ふふ河口湖 レストラン

いまこうしてメニューをふたたび書いていても、思い出してよだれがでます(笑)

 

子供用のメニューはご覧の通り。

ハンバーグ、唐揚げ、うどん、さらにはマグロの刺身とこれまた、僕がいますぐ食べたいくらいのバリエーションに富んだ外しようのない品揃え。こども用の定番メニューのようにみえますが、ひとつひとつきちんと作り込んでいるように見受けられました。

もちろん、チビ丸大喜び。量が多かったので「完食」とはいきませんでしたが(デカ丸がのこりすべて美味しくいただきました)、満足だったようです。

メインは目の前で調理

ただ…食事処は、オープンキッチンのすぐ隣だったので、ボックスシートとはいえ、ずっとスタッフの「○○はります!」など次の食事の注文の声が絶えず聞こえ、騒々しかったです。当時…なんか手厳しいことを書いてしまいましたが…箱根の弓庵の個室を懐かしく感じました。やっぱり個室、っていいですね。特に子供と一緒だと、いろいろ粗相をすることがあるので、なおさら。このあたりは、みなが個室で食べることのできる箱根の弓庵、さらには能登半島で泊まった有名宿「百楽荘」のほうが俄然快適でした。

食事処はボックスシート

ちらっと個室があるのも見えたのですが、これはもっとお高い部屋の方々用だったのかもしれません。

朝食はこんな感じ。とろろ好きな僕としては嬉しいメニュー。和食でさっぱり。チビ丸は、パンかごはんか選べますが…パンにしたものの、ごはんも食べたいと言い出し、結局、両方食べてました(笑)

ふふ河口湖 朝食

もちろん、料理の数々はとても美味しかったのですが、生卵が濃厚でびっくり。とにかくすべてが美味しかったし、チビ丸も大満足でした。

高いけど…快適なのは間違いない

それほど広くはないけれど大浴場もあり、湯上り処には缶ビールやお茶が。さらに子供も喜ぶアイスまで。好きなだけいただけます。

大浴場

客室もご紹介の通り、いかにゆっくり快適に過ごせるかを突き詰めた装備・設備の数々で、心身ともにリラックスできました。もちろん、スタッフの方々の丁寧さはこちらが恐縮してしまうくらい。

 

全体的に静かな雰囲気なので、あまり子供が走り回ったり、大人数でワーワーとなってしまうと、浮いてしまう可能性があります。

我が家は子供はチビ丸ひとりなのと、もう間も無く小学生という年齢ということもあり、いい加減、落ち着くべき場所では落ち着いてきたので、親としてヒヤヒヤすることはありませんでした。客室の露天では大騒ぎだったけれど…

ロビーのバーカウンター

そんなに頻繁に子連れでいく、というところではないとは思いますが、おとながたまにはいいところでリラックスしたい!というホテルとしては、とてもいいホテルだな、と感じました。

 

でも一泊10万以上かぁ…うーん…せめて8万以下くらいだったらなぁ…なんか最近、高級ホテルの単価が上がっている気がするのはデカ丸だけでしょうか…

【ふふ河口湖】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口字水口2211-1
電話:0570-011-722

 

 

 

 

 

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