9月に東南アジアのリゾートにいこうとすると、ほとんどの地域が雨季にはいってしまってるんですよね。しかし、リサーチをしたらバリ島は９月が乾季。しかも直行便で家族三人がかろうじてマイレージでいけることが判明！ということで、夏休み(2018年)はバリ島に決定。浮いた飛行機代はホテルに振り分けることに。そこでインドネシアに住む友人におすすめ高級ホテルを聞き、たどりついたのが「ムリアリゾート」。奮発してプール付きヴィラに泊まってみたら…そこはまさに、すべての時間が優雅に流れる地上の楽園だったのでした。
ムリアリゾート バリ
部屋に豪華プールがある衝撃
部屋は超ゴージャス。30畳はあろうかというリビング＆ベッドルーム。お風呂は巨大なジェットバス。シャワーブースもあり。ウォークインクローゼットはもはや子供部屋くらいのひろさ。
なにより極め付けは「専用プール」の大きさ。長さは約10メートル。ふつうに大人がスイスイ泳げます。循環させて葉っぱなどを回収する機械が24時間稼働しているので、とても綺麗です。
ヴィラにはパティオとプール
プール脇にはベッドのほか、屋根付きのダイニングエリアも。ルームサービスをここでいただくこともできます。これはゴージャス。
もう丸一日、部屋から出なくていいのでは…と思えるほどリラックスできる空間です。
「家にプールがついている」という衝撃の事態にチビ丸は大興奮。ずっと部屋中を走り回り、「はやくプールにいこう！」を連呼。すぐに水着に着替えて飛び込んでいました。
専用プールとダイニングエリア
そして…翌日以降も、朝起きるなり「プール行こう！」
パジャマから水着に着替えて飛び込む毎日。ホテルのプールは飛び込み禁止が多いとおもいますが、ここはなんせ「我が家専用プール」。なにしたって怒られません（笑）
ベッドルームのすぐ横がプールなんて環境、そうそうないですよね…家にプールがついていたら、こんなに泳ぎたくなるものなのか、と、親が与える環境によって子供は育つのだとしみじみ。さすがにこれは贅沢すぎるけれど。
ムリアリゾート公式HPより
とにかくすべてがゴージャス
プールやレストランなど館内の移動は、もちろん歩いていってもいいのですが、とにかく敷地が広いし、日差しも暑いので、電動カートが便利。内線で呼ぶと、すぐ部屋の前につけてくれます。ちなみに、各部屋それぞれに専属のホテルマン（バトラー）がチェックアウトの日までつき、名前など覚えてくれているので、チビ丸もすぐなついていました。
プールは水深1mほどのふつうのプールがあちこちに。とにかく広いので、ひとがいっぱい、なんてことは皆無です。
大きなプールがいたるところに
チビ丸がお気に入りだったのは、水深が50センチ程度の子供用プール。とくに大きな遊具などがあるわけではないのですが、浮き輪は持ちこみ自由（もちろんレンタルもあります）なので、日本から持参した大きなフラミンゴの浮き輪にのり遊んでいました。プール脇ではエアーコンプレッサー（空気入れ）も貸してくれます。
子供用プール
インドネシアということもあり、世界中から子供連れが旅行にくるので、こども用プールで遊ぶこどもたちも多国籍。こどもの順応性ってすごいですよね…チビ丸の持ち前の明るさや社交性も多少関係あるとはおもうのですが、すぐ何人かの同世代のこどもたちと仲良くなり、さらにそこにオーストラリア人のおばあちゃんなども加わり一緒に遊んでいました。
海外のひとたちとの気軽な触れ合いをみると、海外のリゾートも、こどもにとっていいものだなぁ、とおもったのでした。高いけど。
マカロン食べ放題に大夢中
ヴィラ宿泊者は午後の「ティータイム」を無料で利用できます。時間は午後4時〜６時。プールなどで遊んだ後、ひとやすみできます。
そのお菓子のクオリティは素晴らしいのひとこと。チョコやカップケーキ、さらにマカロンなどが食べ放題。しかもお酒も飲み放題。
お菓子も酒もほしいだけどうぞ
これはこどももおとなもたまりません。
屋外のテラス席も利用でき、優雅なひと時をすごせます。
チビ丸はこのマカロンのおいしさに衝撃を受け、毎日マカロンを欲しがる事態に…気持ちはわからなくもありませんが…やっぱりこどもに贅沢をさせるのも考えものか…この歳でマカロンて…でも、ホンモノを知ることはいいことだとも思います。高いけど。
レストランはどこも美味で大満足
館内にあるレストランはどこにいってもとてもおいしいです。
朝食はビュッフェ(The Cafe)かレストラン（The Lounge）を選べるのですが、おすすめはレストランのほう。ビュッフェはどうしても人の多さが気になってしまったのですが、レストランは朝からゆったり優雅な時間がながれています。
ホテルはモダンなつくり
さらにメニューから選び放題。足りなければ同じものを選んでも大丈夫。デカ丸はステーキ2名分を食べたり、ほかのメニューと組み合わせたり、気ままな朝食を楽しんでいました。どれを選んでも本当に美味しかったです。
このほか、中華レストランもあるのですが、北京ダックが美味。何回か、ディナーはこの中華レストランで北京ダックをいただきました。
館内ではこどもの預かりサービスも
キッズクラブという施設があり、簡単な遊具などがおいてあります。こどもを預かってくれるのでパパママがすこし自由時間がほしいときは、便利です。さらに、民族衣装の着付けタイムなどもあり、バリ気分を満喫できます。
スタッフの皆さんもとてもフレンドリーで親切。安心して預けることができました。やはり同世代のこどもたち、特に外国のひとたちと遊べる機会はいいですね。
とても清潔です
結論：できることなら毎年いきたい
インドネシア在住の友人（小さな子供ふたり）は、近隣のビーチリゾートにたくさんいった結果、「家族連れだけどゆっくりできるホテル」としてこの「ムリアリゾート」を教えてくれました。さすが、地元民が言うだけある、素晴らしいホテルでした。
チャペルも有ります
プールの充実度、施設の綺麗さ、スタッフのホスピタリティ、どれをとっても文句ひとつありません。日本人がまったくといっていいほどいなかったのも、我が家的にはリラックスできました。
当時、ブログを書くつもりはなかったので、レストランや料理の写真がとても少ないのが残念ですが、ホテルのレストランの味はどれも全てばっちりで、グルメなパパママも満足できると思います。
あれから１年…いまだにチビ丸は空を飛ぶ飛行機を見るたびに「バリ行きたいなぁ…」と聞こえよがしにひとりごとを言うので、チビ丸も気に入った模様…そりゃ、ねぇ。
小さなこどもなんて、旅行のことなんてすぐ忘れるだろうとたかをくくって贅沢をさせたことを少し反省したデカ丸だったのでした。
【THE MULIA, MULIA RESORT & VILLAS】
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