これまでに箱根に10回近くいっていますが、その大半は会社の保養所でした。たまには別の素敵なところに行ってみよう！ということで尋ねたのは料理宿「弓庵（きゅうあん）」
週末一泊二食つきで12万円ほど（おとな２人・未就学児１人）。
数年前に一部リニューアルしたようで、写真を見ているととても素敵な感じですが…さて実際は。
ウェルカムドリンクで一息
森の中にたたずむ「弓庵」は、山の斜面に位置していました。宿へと続く道は、突然現れる急勾配の小道なので見落とさないよう要注意です！
駐車場に車を止めてしばらくしたら、旅館の方が。どこかで見てたのかな。荷物をもっていただき、ロビーへ。ロビーからは箱根の山々が一望でき、おしゃれな暖炉も置いてあって和モダンな感じ。
ウェルカムドリンクは…ワインやビールからお好みを！２時間のドライブですこし疲れていたのですが、これは癒される…おかわりしてしまいました。
部屋はリニューアル前のものだったけど…
私たちが宿泊したのは「箱根」というお部屋で、残念ながらリニューアル前のものでした。
机や壁がすこし擦れているなど、ところどころ古さが目立ちますが広さは十分。
弓庵「箱根」の居室
長い廊下を挟んで、寝室と居室が別に。
弓庵のお部屋「箱根」には長い廊下が
その間に温泉があるのですが、大きな窓があるので、それを開けると半露天な雰囲気に。ロビーでみた箱根の山々が目の前に！さらに奥には海ものぞむことができ、とても気持ちの良いお風呂でした。
弓庵のお部屋「箱根」の部屋風呂
寝室は、ベッドがふたつ。その横にお布団をしいてくれていました。寝心地はよかったです。
ちなみに…寝室と居室が離れていることで、チュウ丸とチビ丸が先に寝て、僕は居室でテレビをみるなどしていましたが、まったく音は聞こえなかったそう。
ベッド脇にエキストラ布団
冷蔵庫には人数分のミネラルウォーターとポットに冷えた緑茶が入っていて、すべて無料でした。
アラフォー夫婦に優しい味と量のお食事
「料理宿」というからには、さぞかし自慢の料理なのでは…と思い食事処に向かったところ、私たちの食事処は完全個室でした。こちらにも大きな窓があり開放感抜群。
弓庵の食事処
その他にはカウンター式の半個室や、和室などさまざまなタイプの食事処が用意されていました。部屋は自分では指定できず。宿が決めます。
そして肝心の料理は！！これがすべて本当に美味しかった！この年齢になるとそんなにたくさん食べることはできないのですが、ほどよい量でした。
弓庵の夕食 前菜
黒アワビや本マグロのお刺身に、河豚の煮凝り、和牛と松茸のすき焼きなど、豪華な食材の数々はどれも見事に調理され、美味しかったです。
伊勢海老トリュフ焼
子供の料理は、マグロの刺身にピラフ、エビフライ、春巻き、うどん、とどれもチビ丸の好きなものばかり。子供にとっては量が多かったようで、一部、僕がいただきました（笑）
弓庵の夕食 こども用
ちなみに朝食は…穴子やフカヒレの茶碗蒸しなど、優しい味の料理の数々。「さすが料理宿というだけあるね」とチュウ丸と語り合っていました。
弓庵の朝食
ちょっと高いかな…
お部屋も広くて満足。食事もすべて美味。お風呂も広くて眺めもよく快適。
ただ、好みもあるとは思いますが…かつて宿泊した際、ほぼ同額だった「THE HIRAMATSU HOTEL & RESORTS 仙石原」と比較すると…HIRAMATSUに軍配かなぁ…と感じてしまいました。
フレンチの豪華コース料理の数々に、なによりできたばかりなのでお部屋もお風呂もとてもきれい。ベッドや家具も超高級なものを取り揃えているので、過ごしてて優雅な気分になれました。なので、同じ値段となると…うーん、比較して申し訳ないのですが、やっぱりHIRAMATSUかなぁとチュウ丸と僕は同意見の結論となりました。
でも、こちらの旅館の方々もホスピタリティ溢れ、とても楽しく過ごさせてもらいまいた。まったくもって不快に感じることはありませんでした。好みの問題ですが…正直に言うと、適正価格は７〜８万円くらいかな。何度も言いますが、こちらはこちらで、とても快適でした！好みの問題です！
部屋の窓からは箱根の山々が
ちなみに…翌日は、毎度お馴染みの「彫刻の森美術館」へ。３時間ほど遊んだ後、道路が大渋滞していたので、御殿場に抜け、アウトレットで閉店となる20時まで過ごしたのち帰宅したら、高速はだいぶ空いていました！
【箱根料理宿 弓庵（きゅうあん）】
住所：神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297-248
電話0460-86-0030
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