【港区】高貴な都会のオアシス「東京都庭園美術館」

でかけて遊ぶ

どこもかしこも凄まじい人出となった大型連休。近場にもきっと楽しいところはあるはず!と今回、初めて行ったのが、東京は港区白金台の東京都庭園美術館。ずっと気になっていたんですよね。最近、アートに興味を持ち始めた娘を連れて行ってみたところ…意外な学びがたくさんありました。

東京都庭園美術館 旧朝香宮邸

自転車もバイクもOK

有料の駐車場がありますが、今回はバイクでゴー。自転車置き場に停めることができ助かりました。外国人観光客もちらほら。

今回は「邸宅の記憶(2023/4/2~6/4)」という特別展示を開催していました。全く何のことがわからなかったのですが、せっかく来たのでこのチケットも購入(1000円庭園入場料込み)。ちなみに小学生は入園料、特別展示ともに無料。この企画展が、とても良かったのです。今回の訪問で得た学びはこれが全て、といっても過言ではありませんでした。

東京都庭園美術館 旧朝香宮邸

園内は程よい広さ

庭園は、西洋、日本、とカテゴリー分けされていますが、素人目には特に日本庭園以外に違いはわからなかったものの、その美しさはさすがでした。

ちょっとした小道を歩いていくと小川が流れ、橋がかかり、小学3年生の娘はとても楽しそう。

東京都庭園美術館

さらにアート作品も展示されていて、ここで写真を撮るのが流行っているのか、多くの人が入れ替わり立ち替わり様々なポーズで写真を撮っていました。

自由に触れることができることもあり、私たちは「いかに面白いポーズを撮れるか」大会を実施。それなりに盛り上がりました(笑)子供って無邪気でいいですね。

東京都庭園美術館 庭にはアート作品も

特別展示は実はかなり貴重な機会だった

行くまで知らなかったのですが、庭園の中に建つお屋敷は「旧朝香宮邸」。皇室の宮家のひとつの朝香宮さまのお宅だったもの(朝香宮さまも知らなかった。すみません)

この邸宅を開放し、その歴史を知ることができるのが今回の特別展。

旧朝香宮邸 エントランスホール

そもそも、この庭園がそうした由来のものとは知らず、さらにその後、吉田茂首相時代には公邸と使われ、赤坂迎賓館ができる前は、迎賓館としても利用されていたのだそう。現地でこんなに学びを得られるとは。

旧朝香宮邸 館内のアートに興味津々

こうした歴史などを娘に説明しながら館内を見て回ったのですが、様々な美術品、邸宅の作りに娘は興味津々。

さらに!邸宅はいつも公開しているわけではなく、特別展に合わせて公開しているようで、たまたま行ったのだけれど、とてもラッキーでした。

旧朝香宮邸 書斎

絶対に!邸宅に入ることができる期間でしたら、中を見て回ることをお勧めします。高貴な雰囲気に包まれた各部屋を回っていると「今の自分の家、片付けよう」と思いました(笑

旧朝香宮邸 リビングから庭を眺む

身近に感じられる高貴な雰囲気

宮家の邸宅、手入れの施された広大な庭。自分の住まいとは似ても似付かぬ優雅で高貴な雰囲気を、こんなに身近に味わえる空間があったとは!

旧朝香宮邸 館内はどこも美しい

娘にとっても、こうした上品な雰囲気を感られる空間は、とても貴重だなと思いました。さらに、小学生といえども、歴史や背景を説明しながら回ることですべてのものに興味を持ってくれ、さらに最後は特別展で上映されていた旧朝香宮さまの歴史VTRに見入っていました。

旧朝香宮邸 調度品にも興味津々

何事も、行ってみてこそ。体験することが重要ですね。

【東京都庭園美術館】
住所:東京都港区白金台5-21-9
電話:03-3443-0201

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