９年間夕方のニュースのリポーター・キャスターをし、さらに社会部の記者（事件・事故・災害など）もしていたので、それはそれはいろんなところで中継・取材・張り込みをしてきました。
なので街を歩けば、そこかしらに思い出があります。
いいものならばいいけれど、つらいものもたくさん。辛いというのは、しんどかったてことなんだけれど。
なので、外に出れば仕事ばっかり思い出してしまうので、一時期、休日に外を出歩くのが嫌になったことも。
そういえば…最近はそんなふうに思うことも無くなったなぁ…と、外苑から２駅分歩き、渋谷のビックカメラ前を通りかかったときにふと思いました。
ここも思い出の地の一つ。都内が大雪に見舞われた時、ずっとここから中継していました。何度も何度も中継をふってくるので、話すことも尽きてきたとき…ふと目に入ったのが、ビックカメラの店員さんが、でかいドライワイパー（モップみたなやつで先がゴムになってるやつ）で雪をはじに寄せている様子でした。
「それ貸してください！」とお願いし、中継で実演。なにを話したかと言うと…
「雪はいまどんどん降り積もっていますが、とても水分を多く含んだ雪なので、このように簡単にあつめることができます。ただ、その分滑りやすいのでお気をつけください！」
その後「とりあえず何もないところでも森下ならなんでも話せる！」と再評価していただき、また都内各地に思い出の地が増えていったのでした…笑
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