【ゆとり】首都高で事故「飛行機に間に合わない!」…その時娘が笑顔で言ったこと

ひとりごとコラム

娘・チビ丸は、たとえばパズルとか細かい作業とか、思い通りにならなくてイライラして「もうやだ‼︎」と泣き出すことが未だ、多々あります。

しかし、ひとのイライラには寛大です。

今年の夏休みは沖縄旅行でした。羽田まで通常、自宅から車で20分ほどなのですが、忘れ物しただ、なんだで、出るタイミングが遅れてしまい、予定通りいっても保安検査場の締め切り時刻までギリギリになってしまいそうだったので、少しでも早く着ければと思い、首都高にのってみたらタイミング悪く事故が発生。まったく前に進まなくなり、完全にアウトとなりました。

僕としては、次の便に振り替えられるのか…そしたら正規運賃がかかるのか…せっかく頑張ってマイレージでとったのに‼︎など、いろいろ考えると、自分の「首都高」という選択の誤りも腹立たしいし(となりの一般道はふつーにビュンビュン車走ってた)、ほんとにイライラの極地だったのです。その様子をみていた、助手席に乗るチビ丸は「沖縄にいけないの?」と尋ねてきました。あまりにふんわりした声だったので、こちらもイライラを抑えて「そう、間に合わない」といったら、「だったらさ、次の便にのればいいじゃない。そしたら沖縄いけるんでしょ?」と笑顔でさらり。

そうだよね…たったそれだけのことだよね…と冷静になりました。なんて僕は小さなことでイライラしていたのだろう、と。

彼女といるとそういうことが多々あります。

大切にしていたものが壊れて落ち込んでいた時は「だったらさ、新しいの買おうよ」とか、時間がなくて靴を履くのを急かしていると「まってよー。いま頑張って履いてるんだよー。まだ小さいからそんなに早くできないんだよー」とか、なんというか、彼女のペースに一気に包まれて、しゅーっと自分のイライラが消えていくんです。

たぶん、あまりに僕は、僕のペースをまわりに押しつけすぎているんじゃないか、と反省するのです。チビ丸にはチビ丸なりのペースがあり、それを大切にしてあげないと、僕みたいにイライラする大人になってしまう…きちんと「ゆとり」を育んであげるためにも、もう少し彼女のペースを守ってあげよう、と。

でも…この前、幼稚園からの帰りの自転車で、今日は大きな公園に連れて行ってあげようと思い「これから楽しいところつれていってあげる。どこだとおもう?」と聞いたら「軽井沢でしょ!」いやいや…週のど真ん中の水曜日から軽井沢って…ゆとりありすぎでしょ(苦笑)

「大きな公園…」とは言い出しづらくなった帰り道だったのでした。

 

ちなみに…飛行機は…事情を理解したANAさんが、予定の1時間後の便に、振り替えてくれました。ありがとうございました。

 

 

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