都心から車で3時間前後。ちょっと遠いのですが、海外旅行客からも大注目の、チームラボが手がけた最新グランピング&アート空間に泊まってきました。
これまでのチームラボと何が違うのか。そしてグランピングの泊まり心地はいかに。

グランピングは広々40平米
同じ自然の中で気ままにすごすキャンプと大きく異なるのは、ホテルのような「客室」。
宿泊したのはふかふかのベッド4つ、ソファと小さなダイニングテーブルが置かれたグランピング。
冷蔵庫やエアコンが完備され、コンセントもたくさんありました。
コーヒーメーカーもあるので、ホテルと変わりありません。

部屋自体はとても快適でした。が、デメリットも。
グランピングとはいえ「テント」太陽が昇ると同時に、部屋はどんどん明るくなり、目が覚めてしまいました。これはこのグランピングにかぎらず、他でも起こりうることですね。僕の持っているテントは、寝室が完全に遮光となっているので、このデメリットは気づきませんでした。

食事は冷蔵庫に用意
夕食・朝食つきにしたのですが、それぞれの食材は、ウッドデッキに用意されたダイニングテーブルセットで、自分で調理していただきます。

夜はBBQグリルを使用して焼き焼き。ガスを使用しているので、火おこしの必要などはなし。お肉に野菜、魚介類と盛りだくさんでしたが、ちょっと少なく見えたので、外の産直で買い足してきました。
朝食は参鶏湯。鍋に用意された具材をいれて、ホットプレートであたためるだけ。とても簡単です。

もちろん、食事後の後片付けは、スタッフがしてくれます。これはグランピングならではですね。キャンプの場合、食事後の後片付けが大変だからなぁ。

最大のウリは山全体を使ったアート
ここの目玉はなんといっても、チームラボが手がけた山全体をつかった最先端アート。初めてみたとき、感動のあまり涙しそうでした。
山々をぼーっと照らす光のアートは、まるでそれぞれが意思をもっているよう。

まるで生き物やその鼓動にも見えてきます。そして、森全体が壮大な生命の物語ように感じる最後の演出は圧巻です。
こればかりはとにかく見るに尽きる!
ただ、公開は夕方〜夜になるため「夜のトレッキング」となります。さらに、光を使ったアートなので、道中は暗く、足元が悪いところも。なので、雨の日はつらい。天気予報を確認してから行くことを強くお勧めします。
宿泊客は入場料込みですが、宿泊客以外も、入場料を払えば見ることができます。気軽に日帰りもありですね。

グランピング狂騒曲の中で
近年のキャンプブームと相まって、グランピングの開発もあちらこちらで行われています。関東近郊も、たくさんグランピング施設ができました。なにせ「テント」ですからね。その建設費はいわゆる建物に比べてべらぼうに安い。
となるとサービスや立地が選ばれるポイントとなるわけですが、こちらの施設はアート空間を併設するというこれまでにないウリが目玉。そのアートは本当に素晴らしいものでした。
あとは立地がどう評価されるか…
温泉なのですが、男女混浴(水着着用)の露天風呂もまた、アートに囲まれていて、幻想的でした。

非日常空間をとことん楽しみたい方はぜひ。
【五浦幽谷隠田跡温泉(いづらゆうこくおんでんあとおんせん)】
https://izurahotspring.com/

コメント