【男と女】「マリオカート」はガチなのに「おままごと」が本気で出来ない

ひとりごとコラム

娘を愛してやみません。

「パパ遊ぼうよ!」「公園つれていって」「絵本読んで」

なんでも極力してあげます。
「本気で遊んでみた」とのタイトルのブログを書いているくらいなので…どこかに連れて行ってあげるのも大好きです。最近は新型コロナでなかなか遠出ができなくてストレスですが。

そんな私には、甥っ子が二人います。小学一年生と三年生。
インドネシアに住んでいるのですが、3月上旬、新型コロナの感染拡大を受け、現地の医療体制が脆弱すぎることを不安に感じ、日本に一時帰国しました。

甥っ子二人もとても僕になついてくれていて、仕事がいったん落ち着いたとある週末、車で30分ほど離れた都内の実家に泊まりに帰りました。

まずしてあげたことは…僕が乗っているバイクのうしろに乗せてあげること。普段は車で、チュウ丸とチビ丸を乗せて三人で帰るのですが、この日は僕一人だったのでバイクで帰ることに。年齢的に絶対に乗りたい、というだろうから、甥っ子たち用にヘルメットも持って行きました。

案の定、大喜び。「すげー!」「はや!いま何キロ?」なんて後ろから歓喜の声(※時速20キロ程度)。500mくらい走っただけですが、大興奮。やっぱり男の子は乗り物、大好きですよね。

その後は、彼らが持っていた任天堂スイッチのマリオカートで対決。「やり方わかる?」なんて聞かれましたが、なにを言うか。そもそもマリオカートがスーパーファミコンで誕生したのは、デカ丸が小学生の時。元祖中の元祖をさんざんプレイしてきた大先輩に対して失敬な。

ぼろ負けでした。

同じタイトルとはいえ、加齢に伴う条件反射の悪さ。さらに隠し技やらアイテムをがんがん駆使してくる小学生に惨敗。時代の流れは残酷です(スーファミでやったら絶対勝つけど)。

その後は和室で大相撲大会。投げまくってあげたら大喜びでした。

 

その数日後…気温もあがりポカポカ陽気となったとある休日の昼下がり。娘が「ピクニックしよ!」というので、プリンセス・ソフィアのとても小さなレジャーシートをもって、ふたりで出かけようとしたら「この子たちもつれていきたい!」と手にはミッキー、ミニー、小さなリス、カピパラ、愛地球博のマスコット・モリゾーなどの数々のぬいぐるみが。ひとりで遊んでくれるなら、そのくらいいいか、と思い、デカ丸のリュックに入れて近くの公園へ。

整備されたばかりの人工芝の上にシートを敷いて、ぬいぐるみを並べたら…「じゃ、パパはこれね」とカピパラとモリゾーを手渡されました。

「こっちが私のおうちね。そっちがパパのおうちね。いつでも遊びに来ていいよ!」

二人ですわったら、ほかにスペースがなくなるくらい小さなレジャーシートの上に、仮想住宅が二軒。え、と一体なにをしたらいいのか…

とりあえず「ちょっと洞窟を探検してくるね」と少し離れたところに置いてみたら、すぐさま「ふたりとも、帰ってきてー!」

うーむ…洞窟探検ではないのね。

「じゃ、アイス作ってあげます。なにがいいですか?」

まったく展開がわからない、おままごとに突入。なにより、気づいてしまったのです。マリオカートを甥っ子二人でやっていたときのほうが、はるかに自分自身が「本気」だったな、と。

モリゾーとカピパラを手にした私は、もう、周りから見たら「やる気のなさ全開」に見えていたことでしょう。アイスを注文、って…うーむ。テンションがあがらない…

娘を愛してやまないのだけれど…もう6歳にもなろうとするいま…性別の違いによる興味の対象、興奮できる対象、それらの違いが明確になりつつある…

どうしたらいいのでしょう(苦笑)

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