【実家の和室】深夜に僕の手を強く握っていたのは…

コラム
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自分の身の回りに起きた不思議なことを書いていたら…もうひとつ、去年の暮れにおきたことを思い出しました。

毎年、年末年始は都内にあるデカ丸の実家に2泊ほどしに帰ります。実家は二世帯住宅で、かつて祖父母と一緒に暮らしていました。かつて、と書いたのは、祖父母がここ数年でふたりとも亡くなったため。

デカ丸は、高校生と大学生の時、およそ6年にわたりこの家で祖父母と三人暮らしをしていました。父親の仕事の都合で、家族は僕以外、みなイギリスへ。デカ丸は大学進学などもあったので残ったのです。

僕は祖父母を尊敬していましたし、とてもかわいがってもらっていました。特に祖母は、いつも「私のたからもの」といい、僕の健康を気にし、愛してくれていました。

祖父に続き、その祖母が亡くなったのが、おととしのこと。いつも二人が寝ていたのは、実家の2Fの和室。

デカ丸とチュウ丸、チビ丸の我が家は、その和室で寝ることに。

まさに文字の通り、川の字に。真ん中にチビ丸、そして両脇に、デカ丸とチュウ丸。まだ僕が小学生のころ、祖父母は関西に住んでいて、ひとりで帰省するたびに、いつもこうしてじーちゃん、ばーちゃんの真ん中で寝ていたな、なんて思い出しながら。

チビ丸に合わせて早めに寝ると、つい夜中に起きてしまいます。

この日も夜中、ふと目が覚めました。たぶん、午前2時とか3時ごろ。チビ丸のほうの手を、ぎゅーっと強く握られていることに気づいたのです。でも僕もウトウトしていたので、そのままにしてあげました。よく夜中に抱きついてきたりするので、きっと寂しくて手をつないでてほしいのだろうと。

しかし…その握力がすごい。ものすごい力で握ってきます。チビ丸ってこんな握力あったのか?と目を開けてチビ丸の方をみてみると…

チビ丸がいない。

チュウまるに抱きついて寝ていて、とてもじゃないけれど僕の手の届くところにいない。

そしてふっとその力が抜けたのでした。

翌朝、この話を両親にしたら「おばあちゃん、あなたのことが大好きだったからね」だって。

確かに、これがどこか縁もゆかりもない旅館での出来事だったとしたら、背筋が寒くなりますが、なんせ実家。かつて祖父母が寝ていたところ。怖いというよりも、むしろ守られている気がしたのでした。

チュウ丸は「もう怖くて和室で寝られない!」なっていってたけれど。いいじゃん、ばあちゃんなら、ね。むしろ姿をみたいとすら思うのに。

あす、実家に帰ります。さて…

 

 

 

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